2015年6月14日日曜日

消防広域化~来年度から十勝6消防本部を統合

市民周知と課題整理の仕組みを


680人の職員と日本最大の管轄面積

市議会 稲葉市議が質疑


 26日開かれた市議会総務委員会で稲葉市議は、来年度から運用開始する消防広域化について質しました。

 帯広消防本部と管内各自治体で構成する5消防本部が統合され、来年4月から「とかち広域消防事務組合」として日本最大の管轄面積をもつ消防本部としてスタートします。

 稲葉市議は、「今月開かれる組合議会までに市民周知を図るとしているがどのように知らせるのか」「運用開始までに整理しなければならない課題、運用開始後に整理する課題など山積しており、課題を整理し住民の生命と財産を守る消防の責務が果たされる仕組み作りが必要」と求めました。

 また「管内全域から119番通報が寄せられ、地理の不案内や6つの消防本部の連携や技術レベルや指揮能力の格差の解消など不安もある」と市民の中にある不安の解消についても質しその改善を求めました。