稲葉市議に答弁
稲葉市議は「アベノミクスで『貧困と格差』が広り、その原因に非正規雇用の拡大と雇用者報酬の激減がある」と帯広市の実態を明らかにし、OECDのレポートも紹介しながら「所得格差が拡大すると経済成長は低下する」と警鐘。「帯広市が市民福祉の向上のために行う事業を担う労働者の労働環境が劣悪であっては本末転倒。実態を調査し、『留意文書』の遵守を求めるべき」と実態調査を求めたところ、「実態調査を行う方向で調整する」と答弁がありました。また、委託先労働者への実態調査アンケートの実施も求めました。
「子どもの6人に1人が貧困。実態を把握して貧困対策会議で具体的改善策を」
厚生労働省の調査で6人に1人の子どもが貧困状態にあることが明らかになり、その対策を行うため「子どもの貧困の実態をつかむ必要がある」と求めたところ、「市の事務事業の中で、情報を共有しながら調査・研究していきたい」と答弁。さらに「子どもたちの悲鳴、想いを貧困対策センターの帯広出身の呼びかけ人に聞いては」と質したところ「場を設けたい」と答えました。