2015年6月28日日曜日

安保法案の徹底審議と国民への十分な説明を

市議会が意見書を可決


「安保法案に反対する意見書」は否決

市議会6月定例会


 帯広市議会6月定例会最終日の23日、稲葉市議らが提出した「安全保障法案の徹底審議と国民への十分な説明を求める意見書」を全会一致で可決しました。意見書では「今国会の成立にこだわることなく、安全保障関連法案を徹底審議し、国民に対して十分な説明を行う」よう求めています。

 また、21名の弁護士から提出された「安保法案に反対する陳情書」は、自民党、公明党などの反対で否決されました。陳情への賛成討論に立った稲葉市議は「自衛隊がこれまで戦闘地域とされた場所にまで行って、弾薬の補給、武器輸送など後方支援と言う名の軍事支援を行うようになり、日本が殺し、殺される道に入る危険が飛躍的に高まる。帯広の若い自衛隊員のリスクが飛躍的に高まる。憲法違反、立憲主義に反する法案は、廃止すべき」と求めました。