2015年6月28日日曜日

国保料「値上げでなく1世帯1万円の値下げを」

市議会で稲葉市議


 6月定例会一般質問で稲葉市議は、国保料の値上げについて質しました。帯広市の国保料は今年度、最高額が4万円上がり85万円に、保険料も1人当たり2・3%上がり11万7千円になります。稲葉市議は「今でも高い保険料は、加入者の4分の1が滞納者となっており、これ以上の引き上げは認められない。国の負担金が増額され旭川、函館、釧路などが引き下げた。帯広も2・3億円増額されており、1世帯1万円の引下げが可能」と具体的に求めました。

「介護保険料は議会が決めるのに、国保料は議会に提案されない。条例明示に変更を」


 また、稲葉市議は「高い保険料が払えなければ、差押え等滞納処分が行われており、強制徴収される保険料の決定は、議会の議決が必要。国保と同じく市が保険者となっている介護保険は、保険料の決定は条例の変更が必要で議会の議決が必要になっている。国保料の決定も議会の承認が必要な条例明示方式に改めるべき」と求めました。さらに国保の広域化についても、財政基盤強化を確実に実施していく具体策も提案しました。