2015年7月12日日曜日

原発は人類と共存できない!

原発連学習会


原発をなくす十勝連絡会は14日、市原秀朗元市議を講師に学習会を開きました。

市原氏は「原発は人類と共存できない」と題して講演。核の歴史・平和利用の欺瞞、放射能の特性と怖さ、資源・環境・安全・コストのウソ、地震多発国がなぜ原発大国に、被曝前提の過増と管理・処分不能の核廃棄物、破たんしている核燃料サイクル、原発社会のもたらすもの、について熱く語りました。

 30ページに及ぶ資料と写真、新聞記事を示しながら、北電社員として泊原発反対の運動の根拠としてきた資料を解説。原爆と原発、チェルノブイリ事故、福島第1原発からの汚染、脱原発社会への課題など、原発を巡る全体像について熱く語りました。

原発の代わりは自然エネルギー、十勝で2000億円が地域で循環


 稲葉市議は「帯広で消費されているエネルギーは熱量換算で凡そ1900万GJ。金額では1200億円。豊富な自然エネルギーを活用すれば、十勝で2000億円の新たな資源活用ができ、地域で循環する」と述べ、市原氏も「地域循環の大事な観点」と応えました。