2015年8月2日日曜日

地域循環型経済と地域づくり

自治体学校第7分科会


第57回自治体学校2日目は、21の分科会が開かれ、稲葉市議は「第7分科会地域循環型経済と地域づくり」に参加しました。

 中央大学八幡一秀教授は、中小企業者には偉大な技術力と想像力があると姫路城の改築を例示。「姫路城の改築には、地元の瓦職人組合が入札しましたがゼネコンが落札、職人組合に半額で下請にだした」と。中小企業者は地域の雇用・所得・住民生活を支える地域経済の核。地域経済に欠かせない地域内済投資力・地域内経済循環の担い手と強調しました。さらに地域循環型の中小振興政策こそ急務とし、帯広信用金庫の果たしてきた役割についての紹介もありました。


「基幹産業農業と再生可能エネルギーを活用した地域循環型経済の帯広の取り組み」


 実践報告で与謝野町職員による与謝野中小企業振興基本条例の取り組み、金沢大学佐無田先生の七尾市産業連関分析と地域活性化懇話会の取組み、羽咋市職員高野さんの地域おこしと過疎化対策、その実践をまとめた「ローマ法王にコメを食べさせた男」出版の報告。稲葉市議も帯広での基幹産業農業と再生可能エネルギーを活用した取り組みについて報告しました。