2015年10月18日日曜日

高齢者の貧困~生活できない年金

「生活保護増加は社会保障の貧困」


「就労支援は、自尊感情を回復する一歩」

市議会 稲葉市議が求める


 稲葉市議は8日、市議会決算審査特別委員会民生費で生活保護費について質しました。
 年々増えている生活保護ですが、年金で生活できない高齢者が45%、病気や障害があり働けない人が33%、子どもが小さく働けないひとり親が9%、その他13%という内訳で稲葉市議は「年金や傷病手当、児童手当や失業保険がしっかりしていれば、生活保護を利用しなくてもすむ。社会保障制度の貧困の現われ」と指摘。生活保護利用者の相談、助言や指導の役割を果たすのがケースワーカー。法定数に13人も不足していることが稲葉市議の指摘で明らかに。必要な訪問もできず、昨年度は17人の孤立死が発生しています。

 また就労支援について「孤立していた人と繋がることが本人の自尊感情を回復させる第1歩。結果として、喜ばれ生き生きとして生活にメリハリ。釧路の教訓を学ぶべき」と求めました。