2015年10月4日日曜日

マイナンバー制度の仮付番を危険な状態で実施-議案審査特別委員会

市議会 稲葉市議が追及


 9月25日の市議会議案審査特別委員会で稲葉市議は、マイナンバー制度に関して質疑を行いました。

 マイナンバー制度の実施をまじかに控え、市民の中に個人情報の流出など不安が収まりません。情報流出を食い止めるためには「基幹系ネットワークと情報系ネットワークを切断した状態で使用する必要がある」と6月議会で播磨議員が、7月議会で稲葉市議が求めてきました。

 マイナンバー制度の準備行為として個人番号とすべき番号の仮付番作業を行います。国はこの作業までにセキュリティ対策を実施することを求めていました。稲葉市議は「仮付番作業までに基幹系と情報系を切断して実施することを求めていたが、どうだったのか」と質したところ「8月8日から2日間で実施」と危険な状態のまま実施したことが明らかになりました。


「個人情報は市民の財産で基本的人権。猛省を」


 稲葉市議は「個人情報は、市民の財産で基本的人権で市が守らなければならないもの。その上に、経費性や利便性を置くなどあってはならない。猛省を求める」と厳しく批判し、情報漏えい等への対応を明示すべき」と求めました。