2015年11月1日日曜日

介護保険「保険料、利用料の軽減制度の周知を」

市議会決算委で稲葉市議


 市議会決算委審査特別委員会で稲葉市議は、介護保険料、利用料の軽減制度について質しました。

 介護保険制度には保険料・利用料に軽減制度があります。帯広市には読字権限制度もあり、その利用実態を質したところ、「保険料については336人416万円、利用料は1826人6470万円の利用」と答弁がありました。

 稲葉市議は「軽減の対象となるのは保険料第3第4段階(現在は2~5段階)で対象者が約1万8千人いる。軽減を受けているのはその2%。軽減の基準は、年収130万円、一人増えるごとに60万円を加算した額。生活が大変なお年寄りが増えている中、軽減制度があることを知らせ必要な人が利用できるようにすべき」と求めました。


「総合事業へは、現行通りのサービス提供を」


 稲葉市議は、要支援の方を介護サービスからはずし市の総合事業に移す国の方針について「要支援の判定を受けている人は、介護認定者の3割。そのサービスは、介護度の悪化を防ぐことであり、総合事業への移行は、現状サービスを維持すること」を求めました。