2015年11月29日日曜日

日本の再生可能エネルギーは遅れている!

電力自由化と再生可能エネルギー


「原発がなくても電力は安定供給された」

十勝原発連が第3回総会


 原発をなくす十勝連絡会第3回総会が21日行われ、旭川原発ゼロにする会代表委員の水島能裕さんが「電力自由化と再生可能エネルギー」と題して記念講演を行いました。

 水島さんは、1882年銀座に日本初の電灯が灯り、1941年国家総動員法で国家が管理、戦後9電力体制ができたと歴史を振り返りました。2000年から進められた電力自由化は、大規模電力から始まり来年4月から一般家庭にも自由化が認められ、新電力と呼ばれる事業者が増えていると説明。電力自由化でも送電網を使う宅送料が高く3%程度しか安くならないと指摘しました。そしてこの4年、原発がなくても電力は安定供給されており、諸外国と比較しても再生可能エネルギーが普及しないのは国策、再生可能エネルギーを思い切って普及する必要性を強調しました。