2015年11月29日日曜日

マイナンバー「通知カードは受け取りたくない」

市議会総務委で稲葉市議


 市議会総務委員会が20日開かれ、稲葉市議はマイナンバー制度について質しました。

 全ての国民に12桁の番号を付けるマイナンバー通知カードが送付されています。稲葉市議は「通知カードの不着件数と全世帯への送付時期」について質したところ、「19日現在5703世帯に届いておらず、今月末まで返送されるため、12月末までに届ける目途は立っていない」と答弁がありました。専用電話への問い合わせ件数については「645件だが、窓口での問い合わせは集計していない。業務量が想定を超えている」と職員の負担が過重になっている実態が明らかになりました。

 また「紛失の恐れがあるので受け取りたくない」「情報管理に信頼がおけない。絶対大丈夫との誓約書を書いてほしい」など市民から意見が相次いでいることへの対応を質したところ、「全国民に届けることになっている。安全なので大丈夫」と繰り返すに留まりました。


「市民への対応は、統一した見解を」


 マイナンバーは全ての課が取り扱うことになり、「取扱いと管理の統一した見解をもち、全職員に徹底を」と求めました。