2015年12月20日日曜日

「不適切な提案の容認は議会の自殺行為」

児童保育センター分室の学校内への移設

専用区画が確保できないなら移転すべきでない


市議会 稲葉市議が修正動議


 12月議会に13カ所の児童保育センター分室の学校内への移転にかかる補正予算が提案されました。学童保育の保護者から移転の中止を求める要望書が提出されるなど保護者との合意がとられていません。

 稲葉市議は「耐震化と言うが、他の施設は耐震調査を行い耐震補強を行っており、分室だけ調査も行わず移転と言うのはおかしい」「狭隘化での移転と言うが、図書室や音楽室など専用区画が確保されず保育環境が大幅に低下する」と保護者や事業者と必要な協議を継続することを求めました。さらに「提案された予算時から部屋が変更されているのに、予算提案の変更がないのは財政原則からの逸脱」「今後、保育場所を変更する可能性があると言いながら、以前の改修予算をそのまま提案するのは認められない」「提案の根拠が変更になったものを通せば、議会の自殺行為」と減額の修正動議を提案しましたが、否決されました。