2016年3月6日日曜日

消防力の不均衡を計画たて解消を

広域消防議会で稲葉市議


 十勝19市町村の消防が一つになる「とかち広域消防」が4月から稼働します。

 予算議会で稲葉市議は「管轄面積1万?、日本最大の広域消防に。一方、採用や配置、給与や階級、消防力の不均衡など課題も山積。消防力は常備消防力の要で、来年度予算でどのような充実が図れるのか」と質したところ「当初予算ではつけていない」と答弁。稲葉市議は「人員では99%と45%。暑所では半分が耐震診断が必要。消防車両では、はしご車など特殊車両の配備と古い消防車の更新。水利では99%と36%。市町村間にある大きな格差は、住民の安全のためにも解消が必要。消防力の指針の充足計画が必要」と質したところ、「早期の策定したい」と答弁がありました。

「管理職の深夜手当除外は、労基法違反」


 また提案された条例で「深夜手当は管理職に適用しない」との条文があり、稲葉市議は「労働基準法は、時間外、休日の割増賃金は管理監督者を除外するとしており、深夜手当は除外していない」と指摘。「条例で除外する根拠」について質しましたが、「市条例に合わせた」と答弁するにとどまりました。