2016年4月24日日曜日

学校図書「交付税充当すれば整備率100%に」

市議会予算委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は教育費で質疑しました。

 帯広市の学校図書は、国の学校図書標準冊数に対し85%の整備率となっています。稲葉市議は「学校教育において書くことのできない設備として学校図書館があり、その蔵書数についても国が標準冊数を定めている。国は第4次整備計画として100%の整備を求め交付税措置を行っているが、その整備状況と交付税の図書整備への充当率は」と質したところ、「整備率は85%。3500万円前後の交付税に対し、約2割の充当率」と答弁。稲葉市議は「交付税100%充当で整備率を充足することができる。子どもたちの健全な教養を育成する学校図書館の整備の充実を」と求めました。

「子どもの読みたい、調べたい気持ちを育てるのが学校司書。全校に配置を」


 さらに「図書の充実と同時に、学校司書の役割も重要。学校図書館法が改正され、学校司書が明記。国会の付帯決議で学校司書の配置の促進が求められており、交付税も2校に1人の配置が措置されている。市の学校図書館にも学校司書を配置すべき」と求めました。