2016年5月1日日曜日

明和学童~「放課後すぐ行けないのは困る」

「市は入所の契約守るべき」


学童保育「下校時から保育するのが条例」

市議会総務委で稲葉市議


 帯広市の児童保育センター分室は4月から学校内に移設されました。明和児童センター分室に入所決定した保護者説明会で「授業が終わるまでいったん本室に行き、3時半に分室に移動する」と説明があり、保護者から「入所基準と違う」と反対意見が続出。その後、市長あてに「入所決定通りの保育を」と要望書が提出されました。

 25日開かれた市議会総務委員会で稲葉市議は「帯広市の学童保育は、放課後から18時までと定め、保護者は入所の申請を行い、市は入所を決定した。入所を認めた市が、保育条件を一方的に変更する根拠はどこにあるか」と質すと、「条例に定められた保育条件通りに保育をするのが市の責任」と答弁がありました。さらに稲葉市議が「入所を決定した市が、条例に基づいた保育を行う責任があり、保護者に転嫁すべきでない」と質すと、「行政処分の内容を履行する責任は行政側にある」と答弁がありました。