2016年4月17日日曜日

市職員「非正規が半数。正職員の定数も採用も不足」

市議会予算委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は職員問題で質疑しました。

 帯広市の職員に占める非正規職員の割合は、5年前から5割を超えました。稲葉市議は「市の仕事を進めるために職員の定数を条例で決めているが、その充足数は」と質すと「昨年度19人、今年度16人不足」と答弁。さらに「合格者数と採用数は」と質すと「昨年62人採用し18人辞退、今年67人採用し25人辞退」と答弁。稲葉市議は「2000年から始まった行革で285人の職員が減り、非正規と委託の増大。正職員の残業は60→120時間、有給取得12日→8日、過労死予防の残業45時間越えの職員は管理職含めると5割超、健診での要再検・精検は5割と労働環境が悪化。ここに途中退職者の増加と採用辞退の増加の理由があるのでは。こうした状況を作り出している定数の見直しが必要」と求めました。


「消費生活相談員の増員と待遇改善を」


 消費者協会に消費生活アドバイスセンターが委託され、4名の相談員が年間1千件を超す相談を受けています。稲葉市議は「相談員の増員と身分保障、待遇改善を」と求めました。