2016年6月12日日曜日

第3者調査委員会で原因の徹底究明を

実弾発射事故で陸上自衛隊

「より実践的な訓練が必要」


陸上自衛隊に抗議の申し入れ


 日本共産党も参加する有事法制反対十勝連絡会は31日、陸上自衛隊然別演習場で空包と取り違えて実弾を発射した事故について、陸上自衛隊第5旅団を通じ、事故の徹底究明と再発防止等申し入れました。稲葉市議も参加しました。


稲葉市議は「幾重ものチェック機能がなぜ働かなかったのか」「空包や実弾の受け渡し手順は」「弾薬の装填時に実弾と間違うはずがない」「空包での訓練は相手を狙って撃つのか」等質問しましたが、「陸幕と北部方面隊に調査委員会を設置し調査中」との答弁に終始。さらに「起こってはならない事故。厳しい情勢からより実践的で実際的な訓練が求められている」と説明しました。連絡会は①第3者調査委員会による原因究明②調査結果の速やかな公表③武器弾薬の管理教育の徹底④再発防止策までの射撃訓練中止、を求めました。