2016年6月19日日曜日

貧困の原因は非正規雇用と福祉の低下

貧困と格差増やすアベノミクスでなく
「経済にデモクラシーを」


十勝議員団が「貧困」学習会


 日本共産党十勝地区委員会と十勝議員団は25日、「貧困問題学習会」を行い、稲葉市議が講師を務めました。

 稲葉市議は、アベノミクスで「富裕層40人の総資産が7兆円から15兆円に2倍以上になった一方、貯蓄ゼロ世帯が470万世帯増え全世帯の3分の1に」と拡大する「貧困と格差」の実態を様々な指標を上げ明らかに。その原因について「非正規雇用の増大によるワーキングプアの増大と福祉の貧困にある」と指摘。帯広でも「非正規雇用の増大の結果、年収200万以下の人が4人に1人」と告発。

 その上で「憲法の要請は、個人の尊厳の確保。一握りの大企業と富裕層に富が集中するアベノミクスではなく、国民が働き生活できる賃金と安心できる社会保障、経済に民主主義の回復が必要です」と述べ、共産党の対案を示しました。