2016年6月26日日曜日

市民の幸せは『貧困』の根絶から

アベノミクスで広がる「貧困と格差」
「収入の減少と所得再分配機能低下」に対策を


6月定例市議会で稲葉市議


 帯広市議会6月定例会で稲葉市議は17日、「アベノミクスで広がる貧困と格差、雇用と社会保障の改革で貧困の根絶=市民の幸せを」と市長の政治姿勢を質しました。

 アベノミクスの功罪を一言でいうと「富の集中と貧困の拡大」と指摘した稲葉市議は「帯広市の税務統計を見ると前年比1・1%増で、消費税増税や物価高を勘案すると実質所得はマイナス。行き過ぎた格差を正し、貧困をなくしていくことは、生存権を保障した憲法の要請と共に、家計と言う経済の最大のエンジンを温めて経済の好循環を生み出すカギ」「貧困の原因は、収入の減少と税や社会保障など所得の再分配機能の低下」「経済にも民主主義をつらぬかれなければならない」そのために「『帯広市貧困根絶条例』を制定し、市民の経済格差の縮小、貧困状態の根絶を進める施策を、まちづくりの全般に推進していく必要がある」とその実施を強く求めました。