2016年8月21日日曜日

市議会総務委員会が行政視察

団地自治会が「通院や買い物の付添事業」で助け合い


 帯広市議会総務委員会は7日から地域コミュニティと協働のまちづくりを中心に行政視察を行いました。

 埼玉県上尾市尾山台団地は、世帯数1720世帯、高齢化率45%、単身高齢者430世帯と言う築50年になる大型団地です。孤立死を亡くそうと団地自治会では、親睦・見守り活動を強化すると同時に、ふれあい喫茶や食事会を通して「ふれあい食堂」を開設。常設の居場所を作りました。さらにNPO法人を設立し「助け合い号」を購入。通院や買い物の付添事業を行うなど多彩な事業を行っていました。地域住民の声を吸い上げてのコミュニティ作りは参考になりました。

自治会加入率96%~市民協働のまちづくり


 浜松市は734の自治会が組織され、住民の加入率は96%と高く、地域コミュニティの中心になっています。行政文書の配布は市と委託契約を結び、敬老会・成人式や自主防災隊など自治会が担っていました。子どもが生まれても地域で凧を上げ祝うなどの風習も残っているようですが、行政機関との協働含め地道な活動を行っていました。