2016年9月25日日曜日

帯広も管内町村と一体に維持される

人口ビジョンの達成は

若者が結婚できる雇用環境の整備


市議会 総務委で稲葉市議


 市議会総務委員会が15日開かれ、人口ビジョン・総合戦略について質疑しました。

 15年度の人口動態は、前年比で減少したものの展望人口比では1千人以上の増加となりました。札幌以外では道内唯一、人口減に歯止めがかかったとことになりますが、管内7町村で全道平均以上の人口減少になっています。

 稲葉市議は「帯広は十勝の消費都市として発展。十勝全体の人口対策が必要」と強調。さらに「人口減少=少子化の原因は、若者が結婚し子育てできない雇用環境に最大の原因がある。人口対策を目的にした総合戦略に、雇用対策がないのは問題。帯広の非正規雇用率は40~45%。全国平均より高い非正規雇用率の改善が必要。基本目標とKPI指標に雇用環境の改善の目標はないが、総合戦略推進の中で取り込んでいく必要がある」と求めました。