2016年11月20日日曜日

どうする貧困と格差~地域の豊かさ・市民の幸せ求めて

革新懇学習会で稲葉市議が講演


 帯広革新懇学習会が11日開かれ「どうする貧困と格差の拡大~地域の豊かさ・市民の幸せ求めて」と題して稲葉市議が講演しました。

 稲葉市議は「米大統領選挙のトランプ氏の当選は、アメリカ社会のグローバリズムによる企業の海外移転と貧困と格差の拡大への米国民の反乱。いま、日本でも同じような経済状況に国民の暮らしは厳しさを増している」と話しだし、帯広市における貧困と格差の実態を解明。06年から繰り返し議会でも取り上げてきたと報告しました。貧困と格差の原因は、非正規雇用=ワーキングプアの拡大にあると「非正規雇用率45%、年収200万円未満の労働者24%」など帯広市の実体を明らかにしました。その上で、労働法制の改正を国会で進めることと、帯広市が係わる非正規職員と外部委託先で働く非正規雇用の改善は「市がやる気になればできる」と強調しました。


「地域循環型経済を食料、環境、エネルギーから」


 非正規の正規雇用化と時給1千円以上へのアップ、食料、環境、エネルギー観光など地域循環型経済で地域再生をと訴えました。