2017年1月29日日曜日

マイナンバー「1500世帯以上に番号未通知」

市議会総務委で稲葉市議


 市議会総務委員会が16日開かれ、稲葉市議は、マイナンバー制度について質しました。

 マイナンバー通知カードの未届け数とマイナンバーカードの交付数について質したところ、「未届け数は12月31日現在、1503世帯。カード交付数は11561枚」と答弁。未だに、千世帯を大きく超え未届けがあり、マイナンバーカードの公布も目標の4分の1しか交付されていないことが明らかになりました。


「源泉徴収額通知書から番号削除を」


 稲葉市議は「マイナンバーを付番、通知するのが市長の義務規定。制度として成り立っていない」と厳しく批判。その上で、住民税の源泉徴収に係る通知書について「マイナンバーを記載する必要性。送付する際、簡易書留にすべき。事業所のマイナンバー管理者以外に開封できないようにする」ことについて質しました。

 「マイナンバーの記載の必要性はないが、総務省の指示通りにしないとならない」「書留郵便すると300万円以上追加経費がかかり、財政上、難しい」「担当者以外開封できないよう記載する」と答弁がありました。稲葉市議は「記載すべきでない」と強く求めました。