2017年6月11日日曜日

「共謀罪」新設反対の陳情20件、市総務委員会で不採択に

共産党、民進市民連合は賛成~他は反対し否決


「憲法違反の共謀罪は廃案にすべき」

市議会総務委で稲葉市議



 「共謀罪の新設に反対する意見書の提出に関する陳情」が20件、市議会に提出され総務委員会で審査されました。20件の陳情者のうち、4名の方が参考人として、共謀罪の問題点などを陳述、陳情への賛同を求めました。

 質疑の後、討論が行われ稲葉市議は、陳情に賛成の討論を行いました。稲葉市議は「テロ対策と言うが、日本はすでに13の条約に調印し関連する62もの未遂処罰法を整備。安倍首相もオリンピック誘致の際、テロ対策の危惧は示していない。一般の人は対象外と言うが、捜査当局の主観で判断。何よりも憲法13条、19条、21条、31条に違反。77%もの国民が政府の説明不足と言っている法案は、廃案にすべき」と討論を行いました。陳情に賛成したのは稲葉(共産)、佐々木(民進)、反対は有城・富井(市政)、藤沢(公明)、清水(開政)で否決されました。