2018年4月15日日曜日

制度融資「アベノミクスの金融緩和が現れない」

帯広市議会予算委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は、制度融資について質しました。

 帯広市は「市内の中小企業者等に対する事業資金の円滑な融通を図るため」年間70億円の予算を組み制度融資を実施してきました。アベノミクスの4年間でマネタリーベースは約400兆円も増えたのに、十勝の貸出金残高は7千億円前後で大きな伸びはなく、市の制度融資の新規貸出件数は、年々減少してきています。その結果、今年度予算も64億円と減少。稲葉市議は、中小企業者の金融要求の変化も含め、現状認識を質しました。他市に例のない金融相談員の活用と銀行窓口における制度融資のあっ
せんを含めた対応を求めました。

委託事業所の労働者に「無期転換ルールの徹底を」


 稲葉市議は、委託業務実態調査から「非正規雇用の割合とその平均勤続年数」を質すと「非正規の割合は63%、平均勤続年数は嘱託8年など」と答弁がありました。稲葉市議は「5年以上勤務に適用される無期転換ルールの周知と実態調査が必要」と求めました。