2018年7月1日日曜日

全ての市民の幸せは、憲法の要請~6月定例会代表質問

市議会 代表質問で稲葉市議


 市議会6月定例会の代表質問で稲葉市議は、「憲法の確信的価値観は、個人の尊厳を守るということ。一人の人間としての人格を尊重する=全ての市民の幸せは、憲法の要請と言える」とし、「健康で文化的な最低限度の生活をする権利は、その基準を生活保護基準で現し、貧困=生活困窮者=生活保護基準以下で生活する市民に行政は、寄り添った行政サービスを行わなければならない」と市政を質しました。

 市長は「市職員は、生活困窮者に対し、当事者としての視点を持ち、寄り添う姿勢で対応することが重要」と答弁しました。さらに「子どもの貧困はあってはならないこと。子どもの貧困に対し様々な専門家が集まり、カンファレンスを行い支援の方向を定めていく、そうした貧困対策会議が必要」と求めたところ、「関係者会議等で支援が必要な事案への対応など共有と蓄積を行う」と答弁がありました。

「未来社会では、人間の自由な発展が得られる」


 稲葉市議は「生産力が発展すれば、所得が増え、労働時間が減少する。自由な時間が増えれば、自分の能力を開花させれるようになる。地域資源を循環させ、自由で全面的な発展が得られる社会を」と未来社会の展望を語りました。