2018年7月15日日曜日

高い国保料~減免申請で払える国保料に

減免申請会で稲葉市議


  国保料・介護保険料等集団減免申請会が6月26日、とかちプラザで行われ稲葉市議がミニ講演を行いました。アベノミクスで貧困と格差が広がる中、帯広市の国保料は今年、限度額93万円へ大幅に引き上げられましたが、保険料は共産党の提案が実り一人当たり平均で12.7%引き下げられました。


3人家族の中小業者=300万円で48万円の保険料→生活保護基準と同額で払いきれない


 3人家族の中小業者が所得300万円の確定申告(生活保護基準並み)をすると、国民健康保険料は約48万円(昨年は57万円)。年金保険料と合わせると90万円弱。これでは払える訳がありません。稲葉市議は「高い国保料が貧困に拍車をかけ、貧困の連鎖をつくる」と批判。「国保の都道府県化では解決できない。国保は医療のセーフティネット、国の責任で社会保障としての国保制度の改善を」と訴えました。

 さらに「払いきれない国保料は、減免申請で減額を求めることができる」と訴えました。