地方議会議員研修会で岡田知弘教授
北海道市町村議会議員研修会が21日、札幌コンベンションセンターで行われ稲葉市議ら市議団はじめ十勝から14名の地方議員・候補が参加しました。
京都大学岡田知弘教授・自治体問題研究所理事長が「憲法と地方自治を暮らしに生かす地域づくり」と題した記念講演を行いました。
岡田先生は「安倍政権が進める多国籍企業が世界一活動しやすい国づくり」と「戦争ができる国」を一体とした「富国強兵型国家づくり」へと「なりふり構わず邁進している」と厳しく批判。さらに安倍首相のお友達の私益追求、その実現のために規制を無視する国家戦略特区を活用、「憲法15条違反の国・公務員の在り方が鋭く問われている」「改めて民主主義とは何か、国とは何かを根源から問い直す学びと共闘の拡大が急務」と指摘しました。
「一人ひとりの人権と福祉の向上をめざす」
「地方創生」ではなく地域再生を進めるには「一人ひとりの人権と福祉の向上をめざす対抗軸の形成、地域が豊かになる自治と地域政策が重要」と多数者のための自治を訴えました。