2018年10月14日日曜日

「2017年度決算は不認定」ー市議会で稲葉市議が討論

格差社会の中で「全ての市民の幸せ」実現

「生活の隅々にセーフティネット張り巡らす」


 市議会9月定例会は5日、最終日を迎え稲葉市議は2017年度決算に不認定の立場で討論を行いました。

 稲葉市議は、ブラックアウトに関し「物質循環に基礎を置く地産地消=地域主義、低コスト、地域での技術、環境への低負荷、人間の内面的なつながりと言ったまちづくりが重要と指摘。

 広がる格差社会の中で「全ての市民の幸せ」を実現するため「生活の隅々にセーフティネットを張り巡らさなければならない」と強調。「住まいは人権」との立場から市営住宅制度の改善。医療のセーフティネット=国民健康保険制度の高い市民負担を解消するため法定外繰入を元に戻すなどし、市民負担の軽減。最後のセーフティネット=生活保護制度は、生保基準以下の全ての市民=貧困世帯への支援が必要と強調。地域循環経済の推進では、再生可能エネルギーを地産地消することを求めました。決算は組替動議を提出しており不認定としました。