2018年11月4日日曜日

市職員「行革の18年で定数310人減」

帯広市議会ホームページ インターネット映像配信より
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市議会決算委で稲葉市議


 市議会決算審査特別委員会職員費で稲葉市議は、「適切な職員定数」について質しました。

 帯広市は、2000年の第1次行財政改革から現在まで連続した行革を行い、稲葉市議が「職員定数は1679人から1369人へと310人も減少。時間外や有休取得の現状は」と質したところ「1人あたり時間外は、71時間から136時間に拡大、有休取得は11日から9日に減少」と答弁がありました。

 さらに問題なのは「条例定数に実員数が届いていない。17年度は、定数管理計画1405人、条例定数1369人、実員数1374人と計画に対し25人も不足。その原因の一つに新規採用数70人に対し51人しか採用されていない、採用辞退が20人近くいることが考えられる」と問題点を指摘し改善を求めました。

過労死ライン45時間「管理職除くと8割の職員」


 また「過労死予防ガイドラインでは1か月の残業が45時間超だと健康障害のリスクが高まり80時間超だと死亡リスクが高まるとしているが、実態は」と質すと「80時間超は102人、45時間超は管理職を除くと約8割」と答弁。定数見直しなど抜本改善を求めました。