12年連続 公有地で降下訓練
「町営牧場での降下訓練は中止せよ!」
陸自第5旅団に申入れ
陸上自衛隊第1空挺団は、2月3日から5日と9日の4日間、鹿追町営乳牛育成牧場で降下訓練を行うことが明らかになりました。稲葉市議ら憲法共同センター十勝は24日、公有地での訓練中止を第5旅団を通して行いました。
訓練は積雪寒冷地での技術向上を目的に行われる「北方積雪地演習」の一環として芽室嵐山スキー場でのスキー訓練も行われ、250人が参加します。
第1空挺団は、海外での戦争に真っ先に駆けつける任務を負っており、戦争準備の訓練は認めることはできません。十勝管内の民有地・公有地での降下訓練は、12年連続となり「全国で演習場以外での降下訓練の例はあるのか」との問いに「十勝だけ」と回答があり、「公有地での降下訓練は中止すべき」「銃を携行しての降下訓練は認められない」と空挺団に伝えることを約束しました。