2019年2月17日日曜日

「強制労働犠牲者を政府の責任で解明を」

徴用工問題~被害者個人への補償や謝罪
東アジアに和解と平和を求めて


2・11十勝集会


 「紀元節の復活と天皇の元首化に反対し、思想・良心の自由を守る2・11十勝集会」が開かれ、殿平善彦住職が「東アジアに和解と平和を求めて」と題する記念講演を行いました。

 殿平氏は「大平洋戦争下の1939年から45年まで、朝鮮半島から日本で強制労働を強いられた朝鮮人は約70万人、政府は2004年まで調査も行ってこなかった。北海道には約14万5千人共生動員されたとされているが、多くの犠牲者が出ているが、その実数は不明」と述べ、「97年から日韓の大学生ら200名でワークショップをつくり、犠牲者の遺骨収集を実施。戦後70年、日韓国交樹立から50年の2015年、宗教者やワークショップの若者たちが発掘してきた遺骨を韓国に奉還。日本政府の責任でただの一体も帰国させていない」と批判。

 「被害者から謝罪と補償を求められるのは、日本政府と強制労働を強いた日本企業」と指摘しました。