2019年4月22日月曜日

橋梁長寿命化計画「110億円の縮減に」

市議会予算委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は、橋梁長寿命化計画について質しました。

 帯広市が管理する道路橋は347橋(2018年度)、建築後50年は3%だが20年後には47%に。長寿命化計画の10年間で77橋の修繕を計画しています。

 今後60年間の保全・更新のシュミレーションでは200億円となりますが、長寿命化計画による予防保全効果で90億円に、110億円の縮減効果が見込まれるとしています。

 その後、道路法施行規則が改正され計画の見直しが行われ修繕対象が62橋に変更されました。稲葉市議は「国の補助金が予定通りつかないなど大幅に計画が遅れ、予防保全が遅れている。残された4年間で達成が可能なのか」と進捗状況を質し、「計画通り進まなければ事後保全に戻ることになり、効果額も喪失し、何よりも落橋事故など人命にかかわる」と計画通りの推進を求めました。

「消防予算の内容が分かる付属資料が必要」


 稲葉市議は「消防予算の93%が広域消防分担金であり、市民の財産と生命を守る消防力の強化にどのように財政措置されているかわからない」と付属資料での説明を求めました。