2019年6月2日日曜日

「子ども・若者の生きづらさを考える」

北海道地域・自治体問題研究会が総会


 NPO法人北海道地域・自治体問題研究所の第12回定期総会がひらかれました。設立から理事長を務めてきた小田清氏(北海学園大学名誉教授)が退任し河野和枝副理事長が理事長に選任されました。

 総会後、「子ども・若者の生きづらさを考える」―実践を踏まえた私たちの提案―と題したシンポジュームが行われました。

 コーディネーターの河野和枝新理事長は、子どもを育てにくいに社会に何故なったと問い、1つに戦争する国づくり、2つに保育所など公的責任の後退、3つに労働環境~家族を支えることができない、と述べました。


子ども・若者の育ちを支える地域のありようは・・・


 ひきこもりの長期高齢化について報告をした田中氏は、本人の年齢では30代が約5割、父親の平均年齢が65才で80・50問題、親が80才で子どもが50歳で社会から孤立していく問題を提起しました。自由な小学校の設立をめざす細田氏、学童保育の現状について林氏、子ども食堂について坂井氏がそれぞれ報告しました。