NBC攻撃等からの避難訓練ではなく
「戦争の悲惨さの学習を」
市議会総務委で稲葉市議
帯広市議会総務委員会が5月31日に開かれ、帯広市国民保護計画の変更について報告がありました。
現行計画に「NBC攻撃(核・生物・化学兵器攻撃)等への対応訓練、広域や地下への避難訓練など実践的なもの」「弾道ミサイル発射時に住民が適切な行動をとることができるようJ-アラートや落下時の行動について平素から周知に努める」など加筆されました。5月のJ-アラートの伝達訓練に小学校で机の下に潜らせるなど行ったところもあり、訓練に対する保護者の不安も起きています。
稲葉市議は「弾道ミサイルに核弾頭がつけば、J-アラートが作動して数分で着弾し、半径12㎞は壊滅する。そんな状態に机の下に潜る非難訓練は役に立たない。核攻撃や生物・化学攻撃を受けるとどういう被害があるか知らせ、戦争を起こさない道を歩む教育を行う必要がある」と強く求め、「教育委員会と連携強める」と答弁がありました。