2019年9月1日日曜日

9条の会連絡会が講演会

憲法の二つの平和=「しない平和」と「する平和」
「憲法9条は不戦・平和の歴史的記念碑」


「安倍政権の改憲は絶対阻止を」


 十勝に50ある「9条の会」の連絡会が毎年行っている講演会が25日行われました。「日本国憲法と沖縄・北東アジアの平和ーいま平和憲法になにを問われているか」と題し、明神勲北海道教育大学名誉教授が講演しました。

 明神先生は、平和の概念について話した後、日本国憲法の平和主義の特徴として「前文と9条の歴史的先駆性~不戦・平和の世界史的記念碑」と強調しました。そして「いま平和憲法に何を問われているか」と沖縄の基地問題の歴史的経過から問いかけ「沖縄と日本とアジアの平和の懸け橋に、そして北東アジア共同体形成の拠点に」と訴えました。

 朝鮮半島の新たな動きに対しても「平和憲法を生かし東北アジアの平和を」と強調。「直接的暴力の否定と貧困など構造的暴力の克服を」訴え、最後に参加者全員で安倍改憲NO!を掲げました。