雇用や収入を安定させ、仕事と子育ての両立
「ゆとりと豊かさを感じられるまちづくりを」
市議会本会議で稲葉市議
帯広市議会9月定例会は最終日の4日、稲葉市議が討論を行いました。
アベノミクスというゆがんだ経済政策は、市民の中に「貧困と格差」を広げ、その是正の事業化が予算であり、それがどのように執行され改善されたかを検証するのが決算審査となります。
帯広市の現状を見ても、一人あたり給与所得は330万円から296万円に。年収300万円以下の労働者は42%へと増加。低収入層の増加は、今後のまちづくりに影響を与えます。
人口問題への対応は、待ったなしです。若者の雇用や収入を安定させ、仕事と子育ての両立を推進する社会環境の整備が必要です。子育て支援の充実と保育の無償化では、副食費の独自支援で低所得者の負担増を止めること求めました。
介護保険の低所得者への給付制限もあってはならないと厳しく指摘しました。環境やエネルギー問題にもしっかり取り組み、適切な財源確保を提案、「ゆとりと豊かさを感じられるまちづくり」をと求めました。