2019年11月17日日曜日

北海道150年、十勝123年から未来を考える

「移住開墾から十勝らしさ」~歴史に学ぶ


「様々な分野と連帯して科学者運動を」
科学者会議が定期総会


 日本科学者会議十勝分会は、2019年総会をとかちプラザで行いました。

 年4回の例会や総会時には、会員などが講師で学習会を行っています。8月の例会は、中央大学の米田貢教授・科学者会議東京支部事務局長が「安倍政権の経済政策について」学び、今回は「十勝地方の開拓・産業・観光の歴史」について、大和田務百年記念館学芸員が講演しました。150年の歴史を60分に圧縮しての講演では、松浦武四郎、田内捨六、内田瀞、河野常吉らの活動を通して十勝の歴史を遡りました。

 2018年は北海道命名150年、アイヌの人々が住んでいた北海道の土地を明治政府は自分のものにし、100年ほど前に生活が安定。「十勝らしさ」が生まれてきたと説明。こうした歴史が生かせる地域を作って行こうと議論がされました。