稲葉市議が反対討論
市議会3月定例会の最終日、稲葉市議はGIGAスクール構想の補正予算に反対討論を行いました。この補正予算は、国のGIGAスクール構想に基づき、帯広市の児童生徒に1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを整備するというものです。しかし、文科省の審議会でも「地域ごとにICTの環境や健康への不安など、全面的な導入を拙速に進めることは適当でない」としており、現場での合意も不十分です。
稲葉市議は「子どもたちが人とのかかわりの中で豊かに学び、教職員が専門性を発揮するには、コンピューター端末ではなく、教職員を増やすことが求められる」 「今回の学校ICT環境整備費については教育目的やその効果、児童生徒への心身の健康に対する配慮が十分に行われていないこと、自治体への財政負担について不透明な部分が多く判断できる状況でないことから賛成することはできません 」と述べました。
コロナ対策「保育所へマスクなどの現物支給を」
帯広市は補正予算で「休業中の保育料返還に係る手続きと保育所などにマスクなどの購入費支援の補正予算」を提案。稲葉市議は「マスクなど無く現物支給を」と求めました。