2020年7月12日日曜日

新型コロナウイルスの感染~十勝でも感染者

「積極的検査で感染拡大阻止を」


「誹謗中傷などないよう冷静な行動を」

稲葉市議が街頭から訴え


 新型コロナウイルスの感染者が十勝でも6月30日から3日間で6人が確認、東京など首都圏でも連日100人を超える感染者が確認されています。

 新型コロナウイルスは、ワクチンや特効薬が開発されるまでは移動や接触の制限を行うしか感染拡大の対策がありません。したがって感染者が出た場合、濃厚接触者全ての検査を行い自覚症状がなくても陽性であれば、隔離・保護を行い感染拡大を防がなければなりません。

 稲葉市議は街頭から「6月議会でもPCR検査センターの設置、無症状者や軽度者の保護・隔離施設の確保、さらに中・重度者の病床やICUの確保と医療機関への支援を求めてきた。感染者が出ても徹底した検査で陰性者だけが市中にいるならば感染拡大は起きない。市長に対しても『感染者を責めないで』とメッセージの発信をと求めました」と訴えました。

「コロナ危機が現代社会への問題提起を含んでる」

感染者が出た場合の対応を質疑 稲葉市議


 市議会6月定例会で稲葉市議は、「人類の社会進歩は、科学と医学を発展させ、20世紀後半から約2千種類ものウイルスを発見し、ワクチンや治療薬を開発してきました。しかし、まだ未知のウイルスがどれほどあるのか、人類は知りえていません。新型コロナの収束への対応は、将来も起こりえる新たなパンデミックへの備えを整えることと連動しているととらえる必要があるのでは 」と述べ、感染者が帯広市で発生した場合の対応について質しました。

 橋向参事は「感染発生時の初動において、保健所との情報共有、連携を図りながら対応を協議。疫学調査で特定した濃厚接触者について銭印を対象にPCR検査を実施。2次医療圏も視野に入れた医療環境、資源に合わせた対応を協議している」と答弁があり、感染拡大防止の対応が答弁されました。 

「感染者が発見された場合の具体的対応を示すべき」


 稲葉市議は「感染者が一人も出ないうちに全校休校や自粛行い、感染者が出た場合の対応が難しくなった。何人出たら休校なのか、自粛なのか、どのような対応を行おうと考えているのか」と今後の対応を求めました。