稲葉市議が質問
帯広市議会決算委員会で28日、稲葉市議は土木費で市営住宅について質しました。
帯広市住生活基本計画では、適正な住宅を確保できない世帯が4060戸と見込み、市営住宅3000戸を含む公営住宅を整備するとしています。
稲葉市議は「市営住宅の応募状況・空き家状況について」質したところ、「昨年の応募者は691人、募集は239戸で残452戸。空き家と超過収入世帯の合計が508戸。単純計算で必要な人が入れる状況にある」と指摘。さらに「入居者と応募者の状況について」質すと、「入居者の44%が高齢者、46%が単身者。応募者では高齢者が63%、単身者が43%。しかし単身者住宅は全体の15%、市営住宅のニーズと全くあっていない。30年後を見据えた整備計画が必要」と求めたところ、「次期計画の中で検討したい」と答弁がありました。
上下水道「計画以上の収益は料金値下げ、減免を」
水道会計で稲葉市議は「ビジョンの長期収支見通しに対し、20億円もの内部留保が増えている。この間、計画以上の内部留保を料金の従量制導入で市民還元してきた。今度は、値下げと減免で市民還元を」と求めました。