市議会決算委で稲葉市議
帯広市議会決算特別委員会で23日、稲葉市議は組合議会の在り方について質しました。
帯広市が参加する広域連携には、任意団体の定住自立圏と一部事務組合があります。一部事務組合は特別地方公共団体のゴミ焼却場など管理する十勝圏複合事務組合、水道を供給する広域水道、そして消防の広域消防の三つあります。自治法上自治体になるので構成団体から議員を選出する組合議会も設置されています。
稲葉市議は「消防議会は、各首長は正副組合長に。構成自治体からは人口に応じた議員を選出。しかし、ゴミと水道の組合議会議員は、各自治体から2人、うち一人は首長となっている。予算を繰り出す自治体の首長が受ける側の議決機関の議員ではチェック機能を果たせない。また、議員1人に有権者が8万人と1千人台では余りにも不均衡ではないか。見直しが必要」と求めました。
公債費を借り換えれば「74億円の歳出減の効果」
公債費で稲葉市議は「国のマイナス金利政策、帯広市の市債を現行金利で借り換えれば、いくらの効果があるか」と質すと、「一般会計等33億円、企業会計41億円」と答弁。「国に借換えを求めるべき」と迫りました。