2020年12月6日日曜日

「打倒スカノミクス・・・打倒ファッショノミクス」~北海道社保学校IN函館

  北海道社保学校IN函館が11月15日、オンラインで開かれました。同志社大学の浜矩子教授が「弱肉強食を超えて~グローバル時代の正しい生き方」と題した記念講演を行いました。

 浜先生は「安倍首相の時、私は彼の経済政策をアホノミクスと命名。アホノミクスの大将が辞めて菅首相が登場。この人の経済政策はスカノミクスと命名。中身が政策に値しないスカスカ。菅首相が心酔しているのがイタリアの軍略家のマキャベリ。権謀術数の代名詞であるマキャベリの言葉に『ある事実を言葉をもって隠蔽する必要が生じた時には、バレないように要注意だ。バレた場合に備えて、直ちに使える反論を用意しておかなければならない』とあります。こうした発想で強権政治、恐怖政治をすすめています。」と厳しく菅政権を批判。 


「求められる経済政策~それは目と耳と手」

  浜先生は「アホでもスカでもない経済政策に求められるものは三つ。それは目と耳と手。目は涙する目、耳は傾ける耳、手は差し伸べる手。まともな政策には、個別性を大事にする感性が必要」と強調しました。