2021年2月21日日曜日

「森発言に抗議」⇒森会長 反省なき辞任

 女性差別の構造的歪みただそう!

「一人ひとりが大切にされる社会の実現を」
森女性蔑視発言に抗議の行動


 東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事らの会議が12日開かれ、女性蔑視発言の責任を問われていた森喜朗会長は辞意を表明しました。

 この女性蔑視発言に抗議するスタンディングが帯広駅前で行われ、稲葉市議ら帯広市議団もそろって参加しました。マイクを握った杉野智美市議は「辞任の意向も報じられているが、それで済む問題ではない。一人ひとりが大切にされるジェンダー平等社会の実現を」と訴えました。

 辞任を受けて日本共産党志位和夫委員長は記者会見で「辞任は当然だが、これで幕引きにしてはならない。森氏の暴言は、日本社会の女性差別の構造的歪みをあぶりだした。この問題を契機にこの構造的歪みを正す取り組みを進めていかなければならない。多くの方々が声を上げたことは、大きな希望」と述べました。